お邪魔します!

2016.07.04

はじめまして、SIAF2017バンドメンバーのひとり、藪前知子です。普段は東京の美術館で学芸員をしています。今回、大友さんにお声をかけてい ただきまして、札幌のディープな方々ぞろいのバンドメンバーの中で、数少ないよそ者として参加しております。札幌と北海道はもちろん大好きで、旅行では何度か訪れてきましたが、あくまでも旅行者としてのご縁しかなく。そのわたしが、札幌の文化を真剣に考えてこられた方々に混じって何ができるのか…。その悩みを、連載しておりますウェブマガジンのエッセイに綴ってみました。

webちくま迷い線のあいだに
迷い線のあいだに―アートがあらわれる場所  ③だれのための芸術祭?

「芸術祭ってなんだ?」というテーマについてのブレストのような内容でもあります。大友さんを中心に、バンドメンバー(企画チーム)と市民の皆様で作ることを 掲げたSIAF2017にとって、こうした試行錯誤のプロセスを開示すること自体がとても重要なことじゃないかなと勝手に思っています。しかしここから本 当にうまく着地できるのか、なかなかの難易度だという反響。と、のんびり書いている場合ではありませんが…。
もうひとつ宣伝ついでに申し上げますと、この連載は東日本大震災直後に、表現者たちが何を考え動いたか、ということから始まっています。あのとき、未曾有の災害を前に、「当事者」の経験とは何か、それを他者がいかに共有できるのかということが問われました。大友さんといえば震災直後からの「プロジェクトFUKUSHIMA!」のご活動でも知られますが、今回の「芸術祭ってなんだ?」というテーマと、この「当事者とはだれか」という問いは、遠くつながっているとも思うのです。
これから開催まで、札幌にはたびたび通わせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

SIAF2017バンドメンバー
撮影:クスミエリカ
藪前 知子
藪前 知子
バンドメンバー
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