公募プロジェクト、ガンガン募集中!

2016.06.15

「トットてれび」の音楽、そして一ヶ月にわたる欧米ツアーから帰国し再び札幌に入ってます。いや~、まだはじまって数ヶ月ですが、ディレクターって仕事がこんなに大変だとは思ってませんでした。いやね、めっちゃ面白いんだけど、考えなきゃいけないこと、やらねばならんことがほんと沢山あって、この数日は脳みそオーバーヒートぎみで、脳天から煙が出て来てる状態っす。世のディレクターってポジションの人たちが、どんだけすごいかってこと、今思い知ってます。

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ときどき札幌に行くオイラがこんなに大変ってことはですね、レギュラーで事務局に常駐しているメンバー達の大変さはそれ以上なわけで(本当に、みなさんお疲れさまです!)、これも「みんなと作るぞ~~」と、あとさき考えずにどんどん人を巻き込んでいるわたしの責任。もっと言っちゃえば、そんなオレを選んだ事務局の責任でもあるわけで、もうこうなったら、どんどんみんなを巻き込んじゃうぞ~、巻き込んで巻き込んで面白カオスにしちゃうど~~~~~ということで、今回のブログは公募プロジェクトの話を。

実は先月から公募プロジェクトが始まってます。こちらでアーティストを選ぶのではなく、アーティストや企画者のほうから、こんなプロジェクトはどうか・・・ってのを公式に事務局が受け付けるプロジェクトです。なにしろこれをやらないと、直接オイラに持ち込まれるプロジェクトが殺到したら、もういちインディペンデント音楽家にはさばききれないですから。

で、これはですね、作品をつくるのに芸術祭が助成金を出すってことではなくて、今回2017年の札幌国際芸術祭の公式の展示企画やプロジェクトを公募しているってことなんです。だから単にお金を出すってことではなく、展示会場をどこにするかとか、最終的にどう作品を見せていくかってことも含めて、芸術祭自らが選ぶほかの出品作家たちと同等の扱いで、一緒にやっていく人を求めているってことなんです。だから助成でもコンテストでもなくて、企画者や出品作家を探しているってことなんです。

ですから、選考基準は単にプロジェクトの良し悪しや過去の実績ってことではなく、今回の芸術祭にとって、このプロジェクトがどういう意味をもつかってのが大きな基準になります。ちゅうことはですね、審査委員長であるわたしの、かなりかたよった方向性が反映されてしまうってことでもありますが、それだけでは、私自身が面白いとは思えないので、わたしとは違う視点をもった方達にも審査委員に入ってもらい、さらにはSIAFのバンドメンバー達のアドバイスを受けることにしました。

なんか、お役所の書いた固ッ苦しい応募要項で、かつ「事業」とか書いてるし、おまけに200万という数字に、大きなもんじゃなくちゃいけないのとか、ちょっくらビビった方もいるかもしれませんが、たとえば制作費8万で出来る企画でも、もう全然ウェルカムです。8万円の制作費であれば、その8万円と、あとは必要に応じて、いろいろ相談に乗るよ~って話しです。だから、これまでまったく経験のない学生さんでもOK。もちろんプロフェッショナルとしてやっている方も大歓迎です。先日はじまった「さっぽろコレクティブ・オーケストラ」が楽器の出来る人も出来ない人も、小中高校生、あるいはそれと同等の年齢の人であれば等しく参加出来るってしたのと同じように、今回も経験の有無は問いません。だれでも参加OKです。ただし今回は道内在住ってしばりだけつけました。(メンバーの中に道内在住者がいるってのでもいいかな、このへんあんまうるさいことは言わないでもいいかなって思ってます。ただ道内の方の発表のチャンスにもなればってのがあって、このしばりにしました。)今回の芸術祭の方向にとってどうかというのことと、本当に実現出来るのかってので選ぶつもりです。でもって、オレのことですから、普通の芸術祭ではありえないようなもんが選ばれるかもしれません。とはいえ、選ばれる企画数も予算にも限りがあるんで、すいません、悩みながら選ばせてもらうことになると思います。なんか、そこがどうしてもコンテストっぽくなっちゃいますが、決して作品そのもを選ぶコンテストではなく、企画の内容で選んでいくので、そこは、どうかご理解ください。

公募の締め切り延ばしてほしいって要望もちらほらあったんで1週間ほど延ばしました。6月30日が締め切りです。ぜひぜひ、面白い企画まってます。
https://www.sapporo-internationalartfestival.jp/koubo/

あ、それと公募、もうひとつ。2014年から毎夏やってる札幌での盆踊り、せっかくだからオリジナルの音頭をつくろうということになりました。まだ仮ですが、「さっぽろ八月祭音頭」。これの歌詞に入れてほしいフレーズの募集です。これをもとに私が歌詞を組み立てて音頭を作曲、珍しいキノコ舞踊団に振付けもつけてもらい、札幌の新しい音頭をつくろうというプロジェクトです。

これは道外の人も参加できます。締め切りは6月22日。
ぜひぜひふるって応募くださいね。
http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/phrase/

大友 良英
大友 良英
札幌国際芸術祭2017ゲストディレクター
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