シュプールを追いかけ始めました(その2)。    中崎透 × 札幌 × スキー@500m美術館

2017.03.13

SIAF2017参加アーティストの中崎透さんから、レポートを頂きましたのでご紹介します。


dairysiaf_逕サ蜒・01

こんにちは、シュプールを追いかけています、中崎です。
札幌界隈でのスキーにまつわるリサーチの様子をちょこちょこと。

少し遡りますが、昨年の春先くらいから札幌にて、リサーチを始めました。
たまたまなのですが、真駒内にある廃校になった学校を再利用した施設を訪れる機会がありました。

なんだか建物のところどころが学校らしくない雰囲気でなぜだろうと思っていたら、1972年の札幌オリンピックのときに選手村になっていた施設をその後、学校に転用したといった内容の話をお伺いしました。

僕自身1976年生まれだけに、あまりピンときていなかったのですが、札幌でリサーチをしていると、この「札幌オリンピック」のことを、スキーに限らずいろんな場面で耳にしていくことになります。

dairysiaf_逕サ蜒・02 dairysiaf_逕サ蜒・03

大倉山にある札幌ウィンタースポーツミュージアム(この二月に札幌オリンピックミュージアムとしてリニューアルオープン)に行きました。

大倉山展望台は、ジャンプ競技で知られていますが、札幌を一望できる人気の観光地でもあります。札幌には何度も来ていたのですが、実は初めて足を運びました。

ここの札幌オリンピックミュージアムは、体験型のアトラクションも多く、身体を使って楽しめつつ、スキー史に関する展示や資料も充実している素敵な施設です。

dairysiaf_逕サ蜒・04

来夏は500m美術館のスキー展と併せて、ぜひ足を運んでいただきたいです。

収蔵庫も見学させていただきました。たくさんのスキーをはじめとしたウインタースポーツや札幌オリンピックにまつわる資料があり、これから大変参考にさせていただくことになりそうです。それに留まらず、たぶん多くの収蔵品をここから展覧会のためにお借りすることになるだろうと予想します。

dairysiaf_逕サ蜒・05

リフトに乗ってジャンプ台のスタート地点にも登りました。怖くて身震いしましたが、それ以上に本当に絶景で、札幌に来たら一度ここまで登ることをおすすめします。

dairysiaf_逕サ蜒・06

このジャンプ台、ずっと先に小さくテレビ塔が見えます。そうなんです。大通り公園を延長した直線上にこのジャンプ台が位置しているんです。

札幌の都市形成におけるオリンピックの影響の大きさみたいなものを肌で感じました。

dairysiaf_逕サ蜒・07

雪のないときのスキー場を見ておきたいな、ということで初夏のサッポロテイネスキー場に行ってきました。

dairysiaf_逕サ蜒・08

もともとは、「テイネオリンピア」と「テイネハイランド」の、二つのスキー場を統合してできたスキー場です。

札幌オリンピックでは、それぞれが競技会場になっていたそうで、そこかしこに名残があっておもしろかったです。

dairysiaf_逕サ蜒・09

見上げたスキー場の上に観覧車が目に入って、なんだか不思議な風景でした。

dairysiaf_逕サ蜒・10

今回のSIAF2017では、会場でありながら参加作家として名を連ねる、「レトロスペース坂会館」。

dairysiaf_逕サ蜒・11

噂に聞くビックリなスペース。やはりここにも札幌オリンピックにまつわるグッズがぎっしりとありました。

dairysiaf_逕サ蜒・12

まだまだリサーチ序盤ではあるのですが、札幌でスキーやウインタースポーツの話になると、枕詞のように必ず出てくる札幌オリンピック。

スキーを入口に、札幌オリンピックを経由することで、札幌という都市を読み解くようなアプローチができるかもしれないな、とぼんやりと思いつつ、まだまだリサーチは続きます。

参加アーティスト 中崎 透

**********************
現在、「中崎透 × 札幌 × スキー《シュプールを追いかけて》」をサポートしてくれる、ボランティアメンバー「SIAF 500メーターズ」を募集しています。
興味のある方、ぜひに!!
※500m美術館の企画・制作・管理・運営など業務をサポートする「500メーターズ」とは異なります。

【SIAF 500メーターズ募集要項】
■定員:15名程度(先着順)
■年齢:高校生以上
その他:職業、性別、経験など不問。「雪山」「スキー」「展覧会作り」「札幌国際芸術祭」に興味がある方大歓迎。

■活動期間:2016年11月~2017年10月(約1年間)
主な活動内容:「SIAF2017中崎透『冬とスキー(仮)』展」に関するリサーチ、道具の搬入・搬出、会場の設営・撤去など、アーティストの中崎透をサポートし、一緒に展覧会をつくっていきます。また、1か月に1回程度、ワークショップやミーティングなどを実施(2017年度からは月2〜3回程度を予定)。

■申込方法:Eメールにて受付。メールの件名を「SIAF500メーターズ参加希望」とし、本文に、1.氏名、2.職業、3.生年月日、4.電話番号、5.メールアドレス
を記載のうえ、担当の佐野(sano@cai-net.jp)まで送信ください。
Eメールが利用できない場合は、下記の問い合わせ先まで、ご連絡ください。
— — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — –
○主催:札幌国際芸術祭実行委員会/札幌市
〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目 TEL:011-211- 2314
○お問い合わせ:有限会社クンスト(担当:佐野)
〒060-0042 札幌市中央区大通西5丁目昭和ビル地下2階
TEL:011-802- 6438(13:00-22:00/日・祝休)Email:sano@cai-net.jp
************************

事務局
事務局
札幌国際芸術祭事務局
記事一覧