CM制作ワークショップ、制作真最中!

2017.01.07

札幌国際芸術祭のバンドメンバー(企画チーム)に参加させていただき、真っ先に提案したのは、メインの企画以外に、いろんな市民の方が参加できるものを考えたいということでした。私の表現活動への関心は映像、演劇、舞踏、アート、文学、詩や音楽からファッション、食までありとあらゆる表現に興味がありますが、私自身が映像に関わっているため、中学生の映画制作ワークショップや社会人向けの映画講座などをやってきた経験で、この芸術祭では、芸術祭のCM映像を作ってみよう!というワークショップを提案させていただきました。

対象は中高大学生で、札幌の映像振興を目的として若い映像人材育成を続けているインタークロス・クリエイティブ・センター(ICC)がワークショップを主催していただけることになり、完成した作品を、札幌国際芸術祭の広報として活用していただくための完成度を目指して、ワークショップが始まりました。

ワークショップは、7/17の公募説明会からはじまり、たくさんの企画公募の中から5つの企画を選定、9月末のヒアリングのあと、その企画者を中心に5チームが結成され、制作が始まりました。企画をCMとしての精度の高いものにしていくためのミーティングが、指導ディレクターの早川渉(実写担当)と、横須賀令子(アニメーション担当)をもとに、何度か重ねられ、10/23に芸術祭ゲストディレクターの大友良英さんに参加していただき、各チームのプレゼンテーションを行いました。大友さんの意見、そして他のチームからの意見もだしてもらい、それぞれの企画案を議論して、各チームに分かれて、これからの進行を話し合っていきました。

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実写は2つ、札幌のごく普通の街並みを、視点を変えるとちょっと不思議に見えてしまうようなことを5つのパターンで表現していくものと、多くの市民の方に集まっていただき、2/10(金)にICCのある産業振興センター体育館で撮影する、ちょっと大掛かりな市民参加作品。アニメーションは、「札幌国際芸術祭2017」の文字を色鉛筆でダイナミックにアニメーションで描くもの、人の頭から芽がでてきて、芸術祭の芽が生まれていく過程を表現してみようとするもの、大人も子どもにも参加してもらって、北海道のイメージを絵で描いて、それを元にアニメーションにまとめてみる市民参加作品の3つです。

この5チームは基本的には大学生が中心ですが、高校生も2チームに参加し、全部で20数名が制作中です。すでに撮影が終わっているもの(下の画像はプロカメラマンに指導受けながら狸小路で撮影中のチーム)から完成目標の3月上旬ギリギリまで掛かりそうなものまで、進行状況はまちまちですが、それぞれが工夫して、「芸術祭ってなんだ?」「CM表現ってどうするのがいいのだろう」と身体と頭を使って格闘しています。

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そして12/2に、また大友さんに参加していただき、ICCでそれまでの進行状況をプレゼンテーションして、今度は大友さんに作っていただく、音楽のイメージも話合いました。

そのミーティングを元に企画をやり直したり、音楽のイメージがはっきりしてきたものなど、進行の差はありますが、2月上旬に札幌市内の音楽スタジオで札幌在住のバンドメンバーと一緒に大友さん作曲の音楽を録音して、2月中に仕上げ、3月に完成して、お披露目をします。皆さまにご覧いただけるようになるのは、5月のGWあけてからになるでしょうか。

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さて、そのアニメーションの市民参加作品の塚本チームが、「アートな北海道を描いてみよう!」と、市民の皆さんの参加を呼びかけています。1/15(日)13:00~16:00にICCでCMに使う絵を皆で描いてみるワークショップをおこないます。詳細は下記のチラシをご参照いただくか、こちらをご覧ください。http://www.theaterkino.net/?news=news-2081

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完成したCM作品は、この芸術祭のHPやインターネットでの配信、公共施設にある電子モニターや映画館など、様々な場所にて放映予定です。どうぞご覧になっていただければ嬉しいです。では完成に向けて、楽しく頑張ってまいります。

中島 洋
中島 洋
バンドメンバー
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